kaiだらけでごめん 海ちゃんのお気楽生活
>>ひとりごと
知ってた?                              2017/10/23
想い出深い碌山美術館

絵を鑑賞するって、どうしたらいいのかわからないな。
あら、ただ観て
きれいだなとか、おもしろいなとか、 悲しそうとか、自由に想像すればいいんじゃなあい?
夫に尋ねられた時に、そんな風に応えた。私だってわからない。でも、気持ち良い絵を観たら、さあっと目の前が開ける気がする。
結婚しなかったら、こうして美術館巡りをして絵や彫刻を観ることなんて、きっとなかっただろうな、とも夫はつぶやいた。

二人で生きることで、広がったよね、確かに世界は二倍になった、うん本当に。

彼と一緒にならなかったら、
まず、車の免許は取っていなかった。
山登りも、キャンプもしていなかったのは確実だ。
そして犬を好きになることもなかった。

もう一つの違う世界を示してくれたのだった。

何でも悲観的に考えていた嘗ての私には、大体、幸せを感じることってどんなかわからなかったし、そうなれるなんて夢にも思わずにいたから。
人生、本当に分からないものだ。
十代の私にしてみたら、今の私は奇跡なんだから。
って、夫に話しかけてみた。
コンサート in 埼玉会館                    2017/10/07                     
もう何ヶ月も前から楽しみにしていたコンサート。
小曽根真とNHK交響楽団のコラボレーションは今年1月にも聴きに行きました。
それが、さいたま市にも来ると言うことで、これは行かなければとチケットを随分前から用意していたのでした。

NHK交響楽団
リオ・クオクマン(指揮)
小曽根 真(ピアノ)

Program
グリンカ:歌劇≪ルスランとリュドミラ≫より序曲
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲 第3番 ハ長調 作品26
ドヴォルジャーク:交響曲 第8番 ト長調 作品88

バスに乗って駅まで、でも渋滞していて、やきもきしました。駅に着いたらそぼ降る雨の中、ホールまで速足で急ぎ、なんとか開演には遅れずにすみました。
いつもコンサートと言えば都内まで行くのが面倒なのですが、地元で開催は本当に嬉しい。

満席の会場、年齢層は思った通り高め、でも熱気は凄いです。もちろん、コンサートは素晴らしかったです。
小曽根さんはいつも通り、素敵でしたし、その超絶技巧にはうなりました。
リオ・クオクマンさんはマカオ出身36歳の才気ある若き指揮者。その指揮はとてもダイナミックでぐいぐいと音楽の中に引き込まれてしまいました。
ドヴォルジャークは1月のコンサートでは有名な9番を聴きましたが、今回は8番、9番「新世界」に隠れてなかなか聴く機会がありませんが、ドヴォルジャークの美しい旋律が踊っていました。

さて、音楽とは関係ありませんが、コンサートの休憩の時のこと。
私は密かにこの休憩時間がとても好きなのです。
いつも一人で来たら、たった15分か20分の間ですが、片隅にできたカウンターで飲み物を注文して、周りを眺めながら過ごします。
その時間が好き。
少しお腹が空いていたので、赤ワインとキッシュを注文してカウンターの椅子に寄りかかっていると、右隣に同じくらいの年齢の女性がビールを飲んでいました。一人で来ているらしく、なんだか親近感。
左隣に、男性が一人で赤ワインのグラスとオレンジジュースのグラスを置いたと思ったら、ぐびーっとワインを一気飲み、その後、オレンジジュースも一気飲み、よほど喉が渇いていたのでしょうかね。
びっくりしちゃいました。なんなら、ビールの方が良かったのでは?と思ったけれど、でも炭酸が苦手なのかもしれませんね。
はっ、余計なお世話ですけど。。。

極上の音楽を聴いた後は、ひとり我が家近くの浜寿司さんで、舌鼓でした。
ジャコメッティ                            2017/09/16
「頭部」(1959年)

ジャコメッティ展に行って来ました。
スイスに生まれ、フランスで活躍した彫刻家アルベルト・ジャコメッティ(1901-1966)
ごつごつとした触感、ここまでもと思う程に贅肉を落としたフォルムは彼の特徴です。
パンフレットには、以下のように記載されています。
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アフリカやオセアニアの美術やキュビズムへの傾倒、シュルレアリズム運動への参加など、同時代の先鋭的な動きを吸収したのち、細長い形と凸凹のある表面が特徴的な唯一無二のスタイルを生み出しました。見ることと造ることのあいだの葛藤の先に、虚飾を取り去って人間の本質に迫ろうとしたのです。
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ジャコメッティにとっての視覚で受け取る人間の真実はこのような様式になるということなのでしょうか。
なかなか、理解できないのですが、私たちに見えている真実は実は私たちにそう見えるということだけであり、本来の姿は別である、、のかもしれません。
もっともっと学びの時間が私には必要です。
高さ2.76メートルの《大きな女性立像U》(1960年)

この展覧会は記憶に強く残りました。
余分なものが極限までそぎ落とされ、細く細く伸びた手足、無表情な顔、特異なそのスタイルの彫刻をじっと眺めていて、
そこから私が感じたことをひと言で言うのであれば、妙なことに
【清潔】という言葉でした。
おしゃれしよう                           2017/09/08
足元って大事。形が少し大胆な、私にはちょっと冒険のこの夏のサンダル。

ここ数日、涼しい日が続いてエアコン無しで過ごしていましたが、今日は晴れて少し蒸し暑く、思わずエアコンのリモコンに手が伸びました。それでも、季節は秋、秋と言えばおしゃれの季節ですよね。

先日、私にしては贅沢をして、大枚はたいて大好きなマーガレットハウエルのブラウスを買ってしまいました。
安価な洋服が簡単に手に入るこの頃、なるべく買わないようにしているはずなのに、ネットでポチってしてしまうこともしばしば、いつの間にかクローゼットは満杯になってしまい、後悔ばかりです。
1年は365日しかない、こんなに沢山の洋服は要らないはず。
それでもなかなか捨てられない私、だから、もう買わないと決めたはずなのに。
良い物を少しだけ持つ、これが心地良いとわかっています。
高くても、長く大切に使う、それが一番だ、ブラウス衝動買いの言い訳に過ぎませんけどね。

今夜は友人と会う約束をしています。
何を着て行こうか、考えるのも楽しみの一つ。
買ったチャコールグレーのブラウスにグレーのサマーウールのパンツ、そのパンツ、かなり古いものだけれど、ずっと愛用しています。今年のテイストに合わせて短めに裾をかなり切りましたので、また活躍しています。
もう秋だけれど、少し暑さが戻った今夜は最後のつもりで白いサンダルを合わせます。
秋色のペディキュアは必須です。

話しが飛んでしまいますが、髪を切りました。
肩より短くしたのは、それこそ30年ぶり位です。短い髪は自分には似合わないって思い込んでいたのですけれど、鏡を見たらなんだかはつらつと明るくなった気がして、気に入っています。

髪型もお化粧も洋服も、自分らしさも大事だけれど、たまには冒険もしなくっちゃ。それこそエッセンス。
少しのチェンジで、心も軽くなった気分になれます。
雨のステイション                         2017/08/13
少し暑さがやわらいだ8月中旬の日曜日、お盆で夏休みの方も大勢いることでしょう。でも例年通りと言うか、私の夏休みはすっかり何処かに隠れてしまっています。この夏もマイペースながらそれなりに忙しく働いています。
それでも、クライアントがお休みなのでメールも電話もなし、気が楽な一週間です。

今日は日曜日だし、午後から仕事のつもりで朝寝坊をして、今、音楽を聴きながらパンケーキを焼き、丁寧に入れたコーヒーでブランチを取っています。

ユーミンの雨のステイション。
先週、息子がYOUTUBEにアップしたジャムセッション Naked Jam No5の曲が『雨のステイション』でした。しみじみといい曲、いい演奏でした。
https://www.youtube.com/watch?v=6kVY6FhmQmw

この曲はユーミンが荒井由実の時代、1975年のアルバム『コバルトアワー』に収録されています。『卒業写真』や『ルージュの伝言』も入っています。

我が家にあるのは、CDではなくてレコード。まだまだたくさんのレコードがあるんです。音楽をこよなく愛した夫のために、ある時一念発起して、全部をデータベース化、新しい保護袋に入れてラベルを貼って、ナンバー順に収納してあります。おかげで、探しやすくなったし、重複して買ってしまうなんてことも無くなりました。
今はなんでもデジタル化の時代ですが、これらのレコードのコレクションは捨てられません。残される者には迷惑でしょうが、死ぬまで持っているつもりです。

『コバルトアワー』を取り出したら、かすれぎみのラベルはNo.2、そうか、2番目に登録したんだな。1番目は『悲しいほどお天気』まずは好きなレコードから入力したのだとわかりました。
ふわりと針を載せ、コーヒーをすすり新聞を広げる、、、と、流れてきた音楽につい耳をそばだててしまって、新聞の文字が頭に入ってきません。
やっぱり素敵、ユーミン。たちまち吸い込まれてしまう音楽の素晴らしさ。

雨のステイション、あなたなら、何処の駅を想い描きますか。
ユーミンは、西立川駅を想って書いたのだとか。彼女は八王子出身だから、辺りのその駅にきっと思い入れがあるのでしょう。
おそらく、誰でもに自分の想う駅があるのではないでしょうか。胸がきゅんとする切ない想いかもしれません。

40年以上も経ったのに、変わらずこのレコードを聴いているなんて、当時の私には想像できなかったこと。
でも、その頃と変わらぬ私が今もいるなと思いました。
ほめ言葉                              2017/08/08
「あなたは美人じゃないけど、可愛いわよね」っていうのはほめ言葉なのですよね。
でもでも、前半部分が無ければ、すごく嬉しいけれどなんだかなあ。

よーくよく、自分でも承知しています。
鼻ぺちゃであごは長いしその上おでこ、色黒に加えて、若い時に日焼けを存分にしてしまったせいでシミだらけの顔なんだもの。

でも物は考えようで、だからこそ自分を磨くのに一生懸命になるというもの。もし、私が美人だったなら、相当なぐうたら人間になっていたと思います。

女は顔じゃない心だなんて言っても、少しも慰めにはならず、もちろん心の方がずっと大事だけれど、やはりきれいでいたいと女性なら誰でも願うでしょう。だから、少しでも見た目も良くなるように日々努めます。

誰にも会わない休日でも、できるだけお化粧することにしています。ノーメイクが理想なのだけれど、肌がきれいならばと言うことで、私は残念ながら全く自信無し。せっかくメイクしたのに、本当に誰にも会わなかったりすると、あららもったいなかったなんて、せめて、kaiちゃんがいればいいのにと思ってしまいます。

さて、いつものメイク、このところちょっと変えてみました。
ずっと同じメイクをしていると、だんだん顔が古くなってくるでしょ。メイクって流行もあるし、変化がすごく大事ですよね。

私くらいの年齢になると、(何歳?って突っ込みがきそうだけれど、聞かないでね)とにかくあまり濃いお化粧は似合わない気がします。なので、今はまつ毛にビューラーは使わない、アイラインは描かない。
大体、メイクってやり過ぎが失敗の元、また、気が変わるかもしれませんけれど、今は薄化粧がマイブーム。
およそ誰も見ていないし、ただの自己満足だと分かっていますけれどね。

以前、知り合いの60代後半の女性が
「目と鼻と口が付いていれば十分、お化粧なんてどうでもいいって60過ぎたら思うようになった」と言っていました。うーん、私はどうもそこまで到達しそうもありません。

メイクやネイル、おしゃれの愉しみは捨てられない、きれいにネイルが塗れた時は嬉しいし、新しいマスカラを使えばその日一日中幸せな気分で過ごせます。要するに自分のためなのです。

時折、挨拶を交わすご近所の80代のおばあちゃま、先日は黒のワンピースにカラフルなポシェット、爪をベージュにネイルして、薬指と小指だけピンクと水色でした。
思わずいつも素敵ですねって、声を掛けました。
おしゃれは気分を明るくしてくれます。
残す言葉                               2017/06/28
kaiちゃんとは以心伝心。想いは伝わる。


数日前、東京新聞の本音のコラムに目が止まりました。
看護師の宮古あずさ氏が、がん患者の最期のことを書かれていました。

乳がんで闘病していた小林麻央さんが最期に「愛してる」と言い残して旅立ったことに関して、
麻央さんのご冥福を祈りつつ、ブログで読者に勇気を与え続けてきたことを称え、
しかし、実際には最期に会話できる人はほとんどいないと書いています。そのような最期は稀有なことなのだそうです。
病気の展開予想は難しく、大抵の患者さんは鎮痛剤で眠らされて、そのまま息を引き取るのが常だと。
「だから見送る人間にできるのは、話せる間にうんと話すこと」と宮古氏は書いています。

愛する人からの最期の言葉、残される者にしてみればどんなにかその言葉が欲しいことでしょう。
確かに、その言葉はその後の人生の支えとなるように思います。
また、最後どんな思いでいたのか知りたいとも望むでしょう。
もし、眠ったままに逝ってしまったら「ありがとう」と言われたかった、「愛してる」と言われたかった、そう思うのは当然のことです。

最期の言葉として、遺言を残す、もしくは手紙やメモを残す、そんなことも考えられます。
けれど、愛しているからこそ、あえてそれを残さないこともあるのではないでしょうか。
例えば、その言葉によって残された者を縛りたくない、いつまでも自分のことを想うことで前に進めないなんてことがないように。
あるいは、その人の信条やポリシーからむしろ残したくないということもあるでしょう。
もし私が死にゆく立場であるのなら、残さないかもしれません。

最期だけでなく、たくさんの言葉を思い出せるように、思い出してもらえるように、「話せる間にうんと話すこと」が大事なのですね。
元気な時にこそ、いっぱい話す、バカを言い合ったり、時には言い争いをしたり、なんということもない日常の会話、その一つひとつの言葉はみんな最後の言葉になるのだと思います。

突然倒れてそのまま亡くなってしまった夫との会話を私は毎日のように思い出します。二人でいる時は尽きることなくおしゃべりしていました。よくもまあ、他愛のないことを冗談をまじえてしゃべり続けたものだと思います。今となれば、そうやってお互いに言葉を交わして日々を暮らして来れたことに感謝せざるおえません。
本当は、その日ちょっと喧嘩をしてしまったのですけれど、そしてそれがなんとも悔しいのですけれど、彼が心に思っていたことは私には伝わっていました。だから、揺らぐことなく笑顔で彼の気持ちをおもんばかることができます。
最期の言葉、実はちゃんともらっていたのだと気付きました。
夢                                2017/03/28

死が何が悲しいかと言えば、もう絶対に逢えないのだということです。
逢うことも触れることも、声を聴くことも話すことも、けっしてできません。

たとえ地の果てに別れ別れになっても、生きてさえいれば、どこかで再び逢える日が来る。
そんないちるの望みが残されているけれど、死んでしまったら、すべては終わってしまうのです。
あたりまえのことだけど、その現実に打ちのめされます。
さっきまでいたのに、今はもういないという事実。
触れた手の温かさ、見つめた瞳の輝き、規則正しい呼吸の音、匂いも感触も残っているのに、
もはや過ぎ去ってしまったという事実。

でもしかし、ふと考えます。
もしも死んだなら、別の世界で逢えるなんてことがあるのでしょうか、本当に。
そうであるのなら、その日を楽しみに生きていけます。
再会の瞬間を想像すれば、ぽーっと胸が熱くなります。
いてもたってもいられない気持ち。

そんなことを思う春の夜です。
ドビュッシーの「夢」を聴きながら。
今年最初のコンサート                      2017/01/06
第173回 NTT東日本 N響コンサート
東京オペラシティ コンサートホール

モーツァルト/歌劇「フィガロの結婚」序曲
モーツァルト/ピアノ協奏曲 第9番 変ホ長調 K.271「ジュノム」
ドヴォルザーク/交響曲 第9番 ホ短調 作品95「新世界から」

指揮:広上淳一

ピアノ:小曽根 真
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