kaiだらけでごめん 海ちゃんのお気楽生活
>>ひとりごと
kaiちゃんの日                          2018/03/03
​今日はkaiちゃんの日。
kaiちゃんの病気は皮膚から始まったので、病状は外に現れます。
だから、その頃の写真を見る度に辛い病態が目に見えて、可哀想だったなとつくづく思うのです。
治療の効果を期待して、毎日毎日、顔の写真を撮りました。
私のipadのデータはkaiちゃんのそれも鼻と眼のアップの写真ばかり。
今日は少し赤いかなとか、広がっていないかなとか、、、
どんな些細なことも見逃さず、一喜一憂していました。
水をどのくらい飲んだかとか何をどれだけ食べたかとか、kaiちゃんの表情とか気付いたことはなんでも記録していたけれど、3月3日のことは書き記せないでいます。
でも書き残す必要は無いのです。だって、けっして忘れることはないのですから。

今ごろ、どうしているかしら。
会いたいなあ。

アスカとヒリュウ、kaiちゃん、みんなに会って思いきり抱きしめる。
もちろんそこには夫も笑顔で立っています。
そんなシーンを想像しています。
いつか本当になると信じています。
その日まで、頑張るつもりです。
似合う色って                            2018/02/04
​​
大事にしてきたコートだけれど、写真を撮ったことで、大分くたびれてきたことに気付いてしまいました。

年を取って似合わなくなった色がある。
以前は好きで着ていた紫やピンクなんて、もはやお手上げである。きっとくすんでしまった肌のせいだろうと思う。
ここ数年、好んで身につけるのはアースカラーと言われる色だ。

ゴールデンと一緒に生活して困る唯一の事と言えば、彼らの豊かな美しい被毛が全身に付いてしまうこと。
だから決して紺や黒は着られない。
ベージュとグレー、これこそ鉄板だ。

アスカからkaiちゃん、ゴールデンと暮らしてきた20年以上、紺や黒はできるだけ避けてきたのだけれど、kaiちゃんを見送っていよいよ袖を通すことが増えてきた。

ここ何年も封印していたネイビーのピーコートを着て出かけた時のこと、マフラーを首に巻いて大急ぎでバスに乗り、シートに座ってほっとしたとたんに、驚いた。何千本ものkaiっ毛がコートにびっしり付いてしまっているではないか。そう、マフラーにゴッソリkaiちゃんの毛が付いていたのだ。
やれやれと思いながら、ちょびっと嬉しい気持ち。

ともあれ黒を着るシニアの女性が多いことに納得する。白い肌は七難隠すというけれど、反対に黒という色も七難隠すようだ。
その内、わたし、黒ずくめになってしまうかも(笑)
でも、黒い服を着る時、何故か後ろめたい悲しみがふっと湧いてしまう。
kaiちゃんに申し訳ないような気がして。
この感じ、いつまでも消えないのだろうな。
年の初めに                             2018/01/09
​​2018年、始まりました。
外の世界は目まぐるしく動いています。私自身の周りも多くの変化が起きています。
少し、待っててほしい、そんな気分にさせられます。

星野道夫さんの「旅をする木」に、こんな記述がありました。
考古学への発掘に出かけた隊員の話です。シェルパがストライキを起こします。報酬をあげて欲しいというのだと思ったら、シェルパは言うのです。

「私たちはここまで速く歩き過ぎてしまい、心を置き去りにして来てしまった。心がこの場所に追いつくまで、私たちはしばらくここで待っているのです。」

心が追い付いていない、そんな言葉がぴったりに思う時があります。
そんな時は、迷わずそこに留まりましょう。そうでないと、先々きっと無理がたたるでしょう。
慌てることはないと自分に言い聞かせています。
あくせくせずに、一つ一つのできごと、一人一人との出会い、一日一日を大切に過ごして行きたいと思っています。
捨てられないカーディガン                        2017/12/22
物持ち良いと言われれば確かにそうなのですが、捨てられないカーディガンがあります。
かれこれ25年位も着続けているラムウールのカーディガン。それも冬になれば毎日です。ノーブランドで安く買ったものですが、これ以上軽くて暖かいカーディガンにまだ逢ったことがありません。
それに加えて、kaiちゃん毛が付いても、ちっとも気にならないの。これって、ポイント高いでしょ。
長袖のカットソーを着てこれを羽織れば、ぽっかぽか。kaiちゃんとのお散歩も、このカーディガンで出かけたものです。
でもね、もういい加減くたびれてきたんです。ところどころ、ほころびてきました。特に、袖口と肘のあたり、kai ちゃんが、つんつんするのでね。

ここ数年、代わるカーディガンを探していました。捨てないから、結局はまたこれを着ることになってしまう、それで今年こそはと、春の衣替えで捨ててしまったのです。
が、しかし、冬を迎えて、いいカーディガンが見つからない!

ユニクロのメンズのがいいらしいと聞いたのだけど、うーん、ユニクロはどうかなーー
あんまり好きじゃない、というより、できれば買いたくないと思っています。
いい物もあると思うのだけど、私にとっての企業イメージが良く無いというか、、ね。まっ、私個人の感想ですが。

さて、捨ててしまったことを、さんざん後悔したのです。本当に捨てたのだろうか、もしかして、捨てようと思っただけで残していたかもしれない、、そう思ってクローゼットをかき回してみたり。やっぱり無いと、再び後悔。

ところがです。ある日、探したはずのクローゼットに、
本当に散々探したはずなのに、すぐ目の前にしらーっと掛かっているではないですか!
まるで魔法のようですが、捨てようとして、やっぱり思いとどまったということですね。
だもんで、この冬もまた袖を通してしまいました。

捨てたと思っていたのに、思いがけなくまた手元に戻ったのが余りに嬉しい驚きだったので、つまらないことですが、だらだらと書いてしまいました。
要するに、このカーディガンは捨てられないってゆうことです。
kaiちゃんのこと、思い出すのでした。kaiちゃんにあけられた穴を繕った跡を見れば、彼を思い出します。なんだかkaiちゃんの匂いまでするような気がします
ほんとうにあったかいカーディガンなんです。
知ってた?                              2017/10/23
想い出深い碌山美術館

絵を鑑賞するって、どうしたらいいのかわからないな。
あら、ただ観て
きれいだなとか、おもしろいなとか、 悲しそうとか、自由に想像すればいいんじゃなあい?
夫に尋ねられた時に、そんな風に応えた。私だってわからない。でも、気持ち良い絵を観たら、さあっと目の前が開ける気がする。
結婚しなかったら、こうして美術館巡りをして絵や彫刻を観ることなんて、きっとなかっただろうな、とも夫はつぶやいた。

二人で生きることで、広がったよね、確かに世界は二倍になった、うん本当に。

彼と一緒にならなかったら、
まず、車の免許は取っていなかった。
山登りも、キャンプもしていなかったのは確実だ。
そして犬を好きになることもなかった。

もう一つの違う世界を示してくれたのだった。

何でも悲観的に考えていた嘗ての私には、大体、幸せを感じることってどんなかわからなかったし、そうなれるなんて夢にも思わずにいたから。
人生、本当に分からないものだ。
十代の私にしてみたら、今の私は奇跡なんだから。
って、夫に話しかけてみた。
コンサート in 埼玉会館                    2017/10/07                     
もう何ヶ月も前から楽しみにしていたコンサート。
小曽根真とNHK交響楽団のコラボレーションは今年1月にも聴きに行きました。
それが、さいたま市にも来ると言うことで、これは行かなければとチケットを随分前から用意していたのでした。

NHK交響楽団
リオ・クオクマン(指揮)
小曽根 真(ピアノ)

Program
グリンカ:歌劇≪ルスランとリュドミラ≫より序曲
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲 第3番 ハ長調 作品26
ドヴォルジャーク:交響曲 第8番 ト長調 作品88

バスに乗って駅まで、でも渋滞していて、やきもきしました。駅に着いたらそぼ降る雨の中、ホールまで速足で急ぎ、なんとか開演には遅れずにすみました。
いつもコンサートと言えば都内まで行くのが面倒なのですが、地元で開催は本当に嬉しい。

満席の会場、年齢層は思った通り高め、でも熱気は凄いです。もちろん、コンサートは素晴らしかったです。
小曽根さんはいつも通り、素敵でしたし、その超絶技巧にはうなりました。
リオ・クオクマンさんはマカオ出身36歳の才気ある若き指揮者。その指揮はとてもダイナミックでぐいぐいと音楽の中に引き込まれてしまいました。
ドヴォルジャークは1月のコンサートでは有名な9番を聴きましたが、今回は8番、9番「新世界」に隠れてなかなか聴く機会がありませんが、ドヴォルジャークの美しい旋律が踊っていました。

さて、音楽とは関係ありませんが、コンサートの休憩の時のこと。
私は密かにこの休憩時間がとても好きなのです。
いつも一人で来たら、たった15分か20分の間ですが、片隅にできたカウンターで飲み物を注文して、周りを眺めながら過ごします。
その時間が好き。
少しお腹が空いていたので、赤ワインとキッシュを注文してカウンターの椅子に寄りかかっていると、右隣に同じくらいの年齢の女性がビールを飲んでいました。一人で来ているらしく、なんだか親近感。
左隣に、男性が一人で赤ワインのグラスとオレンジジュースのグラスを置いたと思ったら、ぐびーっとワインを一気飲み、その後、オレンジジュースも一気飲み、よほど喉が渇いていたのでしょうかね。
びっくりしちゃいました。なんなら、ビールの方が良かったのでは?と思ったけれど、でも炭酸が苦手なのかもしれませんね。
はっ、余計なお世話ですけど。。。

極上の音楽を聴いた後は、ひとり我が家近くの浜寿司さんで、舌鼓でした。
ジャコメッティ                            2017/09/16
「頭部」(1959年)

ジャコメッティ展に行って来ました。
スイスに生まれ、フランスで活躍した彫刻家アルベルト・ジャコメッティ(1901-1966)
ごつごつとした触感、ここまでもと思う程に贅肉を落としたフォルムは彼の特徴です。
パンフレットには、以下のように記載されています。
------------------------------------------------
アフリカやオセアニアの美術やキュビズムへの傾倒、シュルレアリズム運動への参加など、同時代の先鋭的な動きを吸収したのち、細長い形と凸凹のある表面が特徴的な唯一無二のスタイルを生み出しました。見ることと造ることのあいだの葛藤の先に、虚飾を取り去って人間の本質に迫ろうとしたのです。
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ジャコメッティにとっての視覚で受け取る人間の真実はこのような様式になるということなのでしょうか。
なかなか、理解できないのですが、私たちに見えている真実は実は私たちにそう見えるということだけであり、本来の姿は別である、、のかもしれません。
もっともっと学びの時間が私には必要です。
高さ2.76メートルの《大きな女性立像U》(1960年)

この展覧会は記憶に強く残りました。
余分なものが極限までそぎ落とされ、細く細く伸びた手足、無表情な顔、特異なそのスタイルの彫刻をじっと眺めていて、
そこから私が感じたことをひと言で言うのであれば、妙なことに
【清潔】という言葉でした。
おしゃれしよう                           2017/09/08
足元って大事。形が少し大胆な、私にはちょっと冒険のこの夏のサンダル。

ここ数日、涼しい日が続いてエアコン無しで過ごしていましたが、今日は晴れて少し蒸し暑く、思わずエアコンのリモコンに手が伸びました。それでも、季節は秋、秋と言えばおしゃれの季節ですよね。

先日、私にしては贅沢をして、大枚はたいて大好きなマーガレットハウエルのブラウスを買ってしまいました。
安価な洋服が簡単に手に入るこの頃、なるべく買わないようにしているはずなのに、ネットでポチってしてしまうこともしばしば、いつの間にかクローゼットは満杯になってしまい、後悔ばかりです。
1年は365日しかない、こんなに沢山の洋服は要らないはず。
それでもなかなか捨てられない私、だから、もう買わないと決めたはずなのに。
良い物を少しだけ持つ、これが心地良いとわかっています。
高くても、長く大切に使う、それが一番だ、ブラウス衝動買いの言い訳に過ぎませんけどね。

今夜は友人と会う約束をしています。
何を着て行こうか、考えるのも楽しみの一つ。
買ったチャコールグレーのブラウスにグレーのサマーウールのパンツ、そのパンツ、かなり古いものだけれど、ずっと愛用しています。今年のテイストに合わせて短めに裾をかなり切りましたので、また活躍しています。
もう秋だけれど、少し暑さが戻った今夜は最後のつもりで白いサンダルを合わせます。
秋色のペディキュアは必須です。

話しが飛んでしまいますが、髪を切りました。
肩より短くしたのは、それこそ30年ぶり位です。短い髪は自分には似合わないって思い込んでいたのですけれど、鏡を見たらなんだかはつらつと明るくなった気がして、気に入っています。

髪型もお化粧も洋服も、自分らしさも大事だけれど、たまには冒険もしなくっちゃ。それこそエッセンス。
少しのチェンジで、心も軽くなった気分になれます。
雨のステイション                         2017/08/13
少し暑さがやわらいだ8月中旬の日曜日、お盆で夏休みの方も大勢いることでしょう。でも例年通りと言うか、私の夏休みはすっかり何処かに隠れてしまっています。この夏もマイペースながらそれなりに忙しく働いています。
それでも、クライアントがお休みなのでメールも電話もなし、気が楽な一週間です。

今日は日曜日だし、午後から仕事のつもりで朝寝坊をして、今、音楽を聴きながらパンケーキを焼き、丁寧に入れたコーヒーでブランチを取っています。

ユーミンの雨のステイション。
先週、息子がYOUTUBEにアップしたジャムセッション Naked Jam No5の曲が『雨のステイション』でした。しみじみといい曲、いい演奏でした。
https://www.youtube.com/watch?v=6kVY6FhmQmw

この曲はユーミンが荒井由実の時代、1975年のアルバム『コバルトアワー』に収録されています。『卒業写真』や『ルージュの伝言』も入っています。

我が家にあるのは、CDではなくてレコード。まだまだたくさんのレコードがあるんです。音楽をこよなく愛した夫のために、ある時一念発起して、全部をデータベース化、新しい保護袋に入れてラベルを貼って、ナンバー順に収納してあります。おかげで、探しやすくなったし、重複して買ってしまうなんてことも無くなりました。
今はなんでもデジタル化の時代ですが、これらのレコードのコレクションは捨てられません。残される者には迷惑でしょうが、死ぬまで持っているつもりです。

『コバルトアワー』を取り出したら、かすれぎみのラベルはNo.2、そうか、2番目に登録したんだな。1番目は『悲しいほどお天気』まずは好きなレコードから入力したのだとわかりました。
ふわりと針を載せ、コーヒーをすすり新聞を広げる、、、と、流れてきた音楽につい耳をそばだててしまって、新聞の文字が頭に入ってきません。
やっぱり素敵、ユーミン。たちまち吸い込まれてしまう音楽の素晴らしさ。

雨のステイション、あなたなら、何処の駅を想い描きますか。
ユーミンは、西立川駅を想って書いたのだとか。彼女は八王子出身だから、辺りのその駅にきっと思い入れがあるのでしょう。
おそらく、誰でもに自分の想う駅があるのではないでしょうか。胸がきゅんとする切ない想いかもしれません。

40年以上も経ったのに、変わらずこのレコードを聴いているなんて、当時の私には想像できなかったこと。
でも、その頃と変わらぬ私が今もいるなと思いました。
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